資産管理

保険を減らして不安が減った話|40代独身の私の見直し手順

はじめに|保険は「増やすほど安心」ではなかった(私の場合)

保険は、もしもの備えとして心強いものです。
一方で、私自身は「不安だから足す」を続けた結果、保険が増えて固定費が重くなり、逆に生活の余力が減って不安が増えた時期がありました。

そこで私は、保険を「減らす」こと自体を目的にするのではなく、
目的に合う形に“整える” ことを意識して見直しました。

この記事では、40代・独身の私がやっている
**保険の見直し手順(考え方・チェック方法・判断の基準)**をまとめます。

※大切な注意点:保険・お金の最適解は人によって違います。
この記事は特定商品の推奨ではなく、私の条件での考え方の整理です。迷う場合は保険会社・代理店・FPなど専門家に相談するのも選択肢だと思います。


この記事で分かること

  • 保険を見直す前に整理したい「3つの前提」
  • 私がやった保険見直しの手順(目的→重複→固定費→運用)
  • 「入りすぎ」を減らすときに見落としやすいポイント
  • 向いていない人/注意点
  • コピペで使えるチェックリスト(目的整理・重複確認・見直し手順)

結論|保険は「目的の言語化」と「重複削除」で一気に整いやすい

私の結論はこれです。

保険は「何に備えるか」を言語化して、
同じリスクへの重複を減らすだけでもスッキリします。

そして、保険を減らすほど不安になる人もいるので、私はこう考えています。

  • 保険で守る部分
  • 貯蓄(生活防衛資金)で守る部分
  • 固定費を軽くして余力を持つ部分

このバランスを取る方が、私には現実的でした。


まず前提|保険見直しで私が混乱しないために決めた3つのこと

前提1:保険の「役割」は“貯蓄の代わり”ではない

保険は、基本的に 起きたら大きいリスクに備える道具だと私は捉えています。
日常の小さな支出まで保険で埋めようとすると、固定費が重くなりやすいです(私の場合はそうでした)。

前提2:「安心」は固定費で買いすぎない

固定費が増えすぎると、日々の余力が削られて不安が増えることがあります。
私の場合はここが本末転倒になっていました。

前提3:保険は“年1回だけ”見直す

保険は考え始めると沼りやすいので、
私は「年度末」など決めて 年1回だけ確認する方が続きました。


HOW TO|保険を「整える」見直し手順(私の型)

ここからは、再現しやすいように手順でまとめます。

Step1:今入っている保険を「一覧化」する(ここがスタート)

まずは、加入中の保険を一覧にします。
(保険証券、アプリ、マイページ、家計簿の引落などから拾えます)

一覧に入れる項目(最低限)

  • 保険の種類(医療/がん/生命/収入補償など)
  • 月額(または年額)
  • 保障内容(ざっくりでOK)
  • いつまで払うか(終身/一定期間)
  • 保障が必要な理由(自分の言葉で)

この時点で「よく分からないまま払っている」が見つかることがあります。
私の場合、見直しの効果はまずここで出ました。


Step2:「何に備える保険か」を目的で分類する

私は、保険を商品名ではなく 目的で分類しました。

  • 入院・治療の費用に備える(医療系)
  • 大きな病気の長期化に備える(がん等の想定)
  • 万一のとき家計が崩れるリスクに備える(死亡・収入減)

この分類にすると、「同じ目的の保険が複数ある=重複」が見えやすいです。


Step3:重複チェック(ここが一番効いた)

私が「入りすぎ」を感じたのは、ほとんどが 重複 でした。

たとえば、目的が同じなのに

  • 医療保険+医療特約+似た保障の別保険
  • がん保険が複数(内容が似ている)
  • 万一に備える系が過剰(独身なのに大きく厚い 等)

という形で増えていました。

私の場合は「全部やめる」ではなく、
目的ごとに“残すもの”を1つ(または最小限)に寄せる方が安心でした。


Step4:「保険で守る範囲」と「貯蓄で守る範囲」を分ける

ここが大事だと思っています。
保険で全部守ろうとすると固定費が重くなりがちなので、私は

  • 小さめの出費は貯蓄(生活防衛資金)
  • 起きたら大きいリスクは保険
  • 迷う部分は固定費を軽くして余力で対応

という考え方に寄せました。


Step5:固定費としての保険料を「年額化」して家計に組み込む

月額だけ見ていると小さく見えますが、年で見ると印象が変わります。
私は保険料を 年額で捉えるようにしてから、生活費の組み込みがラクになりました。

固定費を「削る」より「整える」考え方は、こちら。
https://kecchan-blog.com/fixed-cost-life/


保険の棚卸し表

このままメモ帳でもOKです。

目的保険名(ざっくり)月額/年額保障の概要いつまで残す/検討メモ
入院・治療______円____________
大きい病気______円____________
万一・収入減______円____________

私の実感|保険を減らしたら「不安が増えた」ではなく「管理できる不安」になった

保険を見直す前は、
「万一が怖い → とりあえず足す」という流れになりがちでした。

でも、固定費が増えるほど余力が減り、
“今の生活”の不安が増えるのは本末転倒だと感じました。

私の場合は、保険を整えて固定費が軽くなったことで

  • 生活費の見通しが立った
  • 特別支出が来ても慌てにくくなった
  • 投資を無理なく続けやすくなった

という順番で、結果的に安心が増えました。


注意点|「保険を減らす」が合いにくいケース

保険の最適解は人によって違うので、私は次のケースでは慎重が良いと思っています。

  • 扶養家族がいる(万一の影響が大きい)
  • 住宅ローンなど固定負担が重い
  • 貯蓄がまだ薄く、急な支出に弱い
  • 医療的な事情があり、家計への影響が読みづらい
  • 不安が強くて生活に支障が出る(精神的安心が優先になる場合も)

この場合は「減らす」が目的ではなく、
安心と固定費のバランスを取りながら整える方が現実的だと思います。


生活費・投資との接続|保険は家計の“土台(固定費)”の一部

私の家計の順番は、次のように考えています。

  1. 年間生活費の型を作る
  2. 特別支出を年額化して確保する
  3. 固定費(保険含む)を整える
  4. 残った余力で投資を習慣化する

年間支出の考え方(年で組む)は、こちら。
https://kecchan-blog.com/living-cost-320/

特別支出の年単位管理は、こちら。
https://kecchan-blog.com/special-expense-management/

投資を習慣化する家計の作り方は、こちら。
https://kecchan-blog.com/automatic-investing-habit/


老後設計との接続|「必要額を当てにいく不安」を減らす

老後のお金は、正確な正解を当てにいくほど不安が増えやすいと私は感じています。
保険を“整える”ことで固定費が読みやすくなると、老後の試算も現実に寄せやすくなりました。

私は老後資金を「資産寿命」で考えています。
https://kecchan-blog.com/retirement-simulation/


FAQ

Q1. 保険を減らすと、万一のとき困りませんか?

困る可能性はゼロではないと思います。だから私は、保険を減らす前に「生活防衛資金(現金)」とセットで考えるようにしました。保険で守る範囲と、貯蓄で守る範囲を分ける方が安心でした(私の場合は)。

Q2. 見直すときに、まず何からやるのが効果的ですか?

私の場合は「一覧化→目的分類→重複チェック」が一番効果が大きかったです。よく分からないまま払っているもの、同じ目的の保険が複数あるものは、見直し余地が出やすいと感じました。

Q3. 見直しの頻度はどれくらいが良いですか?

私は年1回が合っていました。見直しを頻繁にすると疲れるので、「年度末」など時期を決めて確認する方が続きました。


まとめ|保険は「不安で増やす」より「目的で整える」方が安心だった

私が保険を見直してラクになったのは、次の順番で整えたからでした。

  1. 加入中の保険を一覧化
  2. 目的で分類(何に備える保険か)
  3. 重複を減らす(同じ目的は最小限へ)
  4. 保険と貯蓄の役割分担を決める
  5. 保険料を年額化して固定費として管理
  6. 年1回だけ見直す

保険は「増やすほど安心」ではなく、
私の場合は “整えたほうが安心が増えた” という結果でした。


【追記】保険見直しチェックリスト(コピペ用)

  • 加入中の保険を一覧化できている(種類/保険料/期限)
  • それぞれ「何に備える保険か」を説明できる
  • 同じ目的の保険が重複していない
  • よく分からない特約・オプションが残っていない
  • 保険料を年額で把握している
  • 生活防衛資金(現金)とセットで考えている
  • 見直しは年1回にして疲れない運用にしている

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